令和6年第2回壬生町議会定例会が6月4日に開会した。
会期は6月4日から6月14日までの11日間に決定され、早速日程が進められる。
小菅一弥町長が行った行政報告では、監査計画や専決処分の報告が行われ、議会における多くの議案が審議される予定である。
議案の中で特に注目されるのは、地方税法や税条例等の一部改正に関するものだ。
また、壬生町税条例の改正については、職権による減免規定の追加や、個人町民税に対する雑損控除の特例の新設等が含まれているという。
地方自治法における改正に応じた条例の整備も議題となり、議会は法令に基づいた規定の整備を求められている。小菅町長はこの点を強調し、議会の承認を得たい意向を示した。
議案第8号では、デジタル田園都市国家構想に関連するまちなか創生拠点施設整備工事の請負契約についての提案がなされた。工事の範囲には多目的広場や子供の遊び場などが含まれ、地域活性化が期待されている。
議案第10号、安塚小学校の施設改良工事も重要な論点であり、経年劣化の進行による長寿命化改良が求められている。こうした施設整備の進展が教育環境の向上につながることが期待されている。
また、町の補正予算についても議論された。急激な物価高および生活支援のため、低所得世帯に対する給付金の支給が計画されており、議会はその必要性を認識し、審議を続ける方針である。
このように、今回の議会は地域住民の生活を支える政策の検討や実施に向けた重要な場となっている。今後も議論は続き、各議案の内容が具体化していく見込みである。