令和5年3月3日に行われた令和5年第1回壬生町議会定例会では、複数の重要議案が審議され、注目の予算案が提案された。
特に、令和5年度壬生町一般会計予算は154億6,000万円という過去3番目の規模で、討論の中心になる。
これには、新庁舎建設や清掃センターの基幹的設備改良工事等が含まれるが、今後の財政への影響も懸念される。
鈴木理夫議員は、少子化対策に関連する施策について質問。町は新婚新生活支援事業や、子育て支援の拡充を行う。
具体的には、妊娠や出産時に経済的支援を行うほか、結婚を希望する若者の支援策を整備している。
加えて、住民課長は、地域全体の死亡者数の報告を行い、2年間で75人の増加があったことを述べ、医療費に関しての質疑も展開。中でも、国民健康保険特別会計における医療費の動向が焦点となった。
さらに、都市計画税に関連した議論も行われ、町長が施策の重要性を強調。また、若者世代をターゲットとした婚活事業がこれからの町の未来に大きな影響を与えるとし、より具体的な取り組みへの期待が寄せられた。
その他にも、いくつかの特別会計についても審議が行われ、例えば水道事業や介護保険事業の予算案も審議対象として浮上した。
各部門の長らは今後の施策方針について意欲的に取り組む姿勢を示し、さらなる地域活性化に向けた取り組みを継続することを約束した。