令和3年第3回壬生町議会定例会が開かれた。会議は6月11日午前10時に開始され、出席議員数は14名に達した。議長の玉田秀夫氏は、日程に従って会議を進めることを述べた。
本日の最初の議題は、付託請願の審査結果に関する報告であった。令和2年に提出された陳情第3号は、「国に対して妊産婦医療費助成制度を創設するよう意見書提出を求める」ものである。教育民生常任委員会の戸崎泰秀委員長が報告を行い、委員会は6日間かけて慎重に審査を行ったと強調した。
委員長の報告によると、陳情の目的は国の責務に基づき、妊産婦医療費助成制度の創設を求めるものであり、委員からは様々な意見が出された。田部明男議員は、医療を受ける際の費用の心配を取り除くため、特に妊産婦に対する助成制度の重要性を挙げた。
この後、委員長の報告に対する質疑が行われたが、質疑応答は無く討論に移行した。田部議員はこの陳情案について賛成の意見を表明し、必要性を訴えた。しかし、最終的には採決が行われ、賛成少数により不採択となった。
続いて、日程第2では議会運営委員会の閉会中の継続審査について協議された。委員長の申出に異議はなく、閉会中の継続審査が決定された。次の議題でも同様に特別委員会の閉会中の継続審査が行われ、異議なしとのことだった。
最終的に、審査が行われた各委員会に対する継続調査についても異議なしとされ、全ての議事が終了した。議長の玉田氏は、これで定例会を閉会する旨を伝えた。