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壬生町議会臨時会で新庁舎工事契約と補正予算を可決

壬生町の新庁舎外構工事契約を6,105万円で締結。一般会計補正予算を1億1,038万5,000円増額し、190億7,529万7,000円に。
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令和3年11月8日に開催された令和3年第5回壬生町議会臨時会では、新庁舎外構工事と補正予算が中心議題となった。

まず、壬生町長の小菅一弥氏は、新庁舎の外構工事について説明を行った。この工事は、効率的かつ計画的に進めるために三つの工区に分けられており、今回の議案はその3工区に関する請負契約締結である。この工区では主に来庁者用駐車場の整備が行われ、工事費は6,105万円で、施工者には佐藤工業株式会社が選定された。工期は令和4年3月25日までとなっている。

「この度の工事により、来庁者の利便性が大幅に向上することを目指しています」と小菅町長は強調した。議会に提出された契約内容について、質疑が行われた。戸崎泰秀議員は、外構工事を分割発注した理由について質問し、コスト面での視点を交えて町長の説明を求めた。新庁舎建設室長の増山士郎氏は、「工事は現場の様子や施工条件を考慮して、適正に進めるために分けて行った」と答えた。

次に、令和3年度壬生町一般会計補正予算(第5号)について、小菅町長が提案した。予算は主に新庁舎建設に要する費用、新型コロナウイルスのワクチン接種に関する経費を含むもので、歳入歳出それぞれに約1億1,038万5,000円を増額し、補正後の予算総額は190億7,529万7,000円となる。町長は「新型コロナの影響を受け、本町の安全を守るために、迅速な対応が求められます」と述べた。

また、今回の補正は、特にワクチン接種のために必要な接種券の発送や体制整備にも活用される。健康福祉課長の熊倉律子氏は接種に関する進捗状況について、「12歳以上の接種率は87.94%、2回目は82.62%に達している」と報告した。町の接種体制が強化される中で、さらなる接種推進が求められている。

最終的に、両議案は討論を省略し、原案通り可決された。今後の新庁舎建設とワクチン接種推進に向けて、議会の支持が明確に示された形となった。今後の行政運営が、町民の生活向上に直結することを期待したい。

議会開催日
議会名令和3年11月壬生町議会臨時会(第5回)
議事録
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