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益子町、健康・長寿施策と日本遺産登録に関する提案を受ける

益子町の議会において、健康増進策や日本遺産登録の方針が議論され、全世代に向けた施策の実施が求められました。
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令和元年9月4日に開催された益子町議会では、健康・長寿まちづくりについての質問が行われた。長岡景介議員は、町の健康寿命の現状について触れ、男女ともに県平均を上回る数値を示す益子町の取組の重要性を強調した。

議員は、特に働き盛り世代へのインセンティブの必要性を訴えた。健康増進策が老後の健康を保つ上での鍵を握っており、生活習慣病の予防が重要であると述べた。さらに、町としてまだ実施が少ないサルコペニアやロコモティブシンドローム対策の充実を求めた。

これに対し、大塚朋之町長は、健康増進策を広く展開し、参加者の年齢や体力に応じたプログラムを行うことで、全世代に対する施策を展開していると答えた。具体的には、運動機能に基づく教室を開設し、認知症予防に向けた新たな取り組みとしてコグニサイズを導入していることを説明した。

また、健幸ポイント事業は649人以上の参加者を得ており、その成果が上がっているという評価もあった。今後、運動促進のために公民館での事業展開やサイクリング、ウオーキングのインフラを整備することで、さらなる健康維持に努める考えを示した。

日本遺産登録については、笠間市とともにシリアル型として申請を行う方向で進めていることが確認された。地域の焼き物に基づくストーリー性の強化が求められ、申請内容の改善も必要であるとの見解が示された。今後、地元住民との関わりを強め、地域資源を最大限に活用した取り組みを推進することが重要であり、文化庁の意見を元に、さらなる検討を重ねていくと町長は意気込みを示した。

このような地域資源を生かした取り組みが成功すれば、地域の活性化に繋がり、観光資源の拡充にも寄与すると期待されている。

議会開催日
議会名令和元年9月益子町議会第4回定例会
議事録
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