令和6年2月に開催された真岡市議会定例会では、予算案など多くの重要議案が審議され、全て可決された。
本会議の議長、櫛毛隆行議長は、議員に対し質疑や一般質問の活発な議論を求め、議案の採決に進むことを強調した。
出席議員21名が参加しており、全員が賛成となった。
主な議案は議案第28号の令和6年度真岡市一般会計予算である。これは2020-2024年の真岡市総合計画に基づくもので、真岡市が目指すまちづくりの基盤を成す。有効な事業が盛り込まれた予算案は評価されている。
さらに、議案第29号の国民健康保険特別会計予算、議案第30号の後期高齢者医療特別会計予算にも賛成の意見が続いた。これらは市民の健康を守るための施策に直結する重要な予算である。
また、議案第6号の一般職の給与に関する条例の改正も承認された。この改正は適正な人事給与体系の確立を目指すもので、職員のモチベーション向上や業務の効率化に寄与すると期待されている。
この定例会では、陳情第2号についても取り上げられた。パンデミック条約に関する意見書の提出を求めるものであったが、不採択となった。これは内容に対する賛否が分かれ、具体的な必要性の説明が不十分であったためとされている。
議会終了後、櫛毛隆行議長は、市職員の功績に対して感謝の意を表明した。議会は市民の声を反映させる重要な場であり、これからも多くの課題解決に向けて活発な議論が求められる。
出席議員、関係者を含めた今後の取り組みに期待が寄せられる。市民が安心して暮らせる環境づくりを進めるための施策が継続的に展開されることが望まれる。