令和6年第36回益子町議会定例会が開催され、町の課題や施策について議論が交わされた。
特に、新たな図書館の整備に関する計画が焦点となり、基本計画は1月に策定された。町長は、国庫補助金を活用しながら、さらなる財源確保に努める姿勢を示した。図書館計画に関しては、町民の意見や課題を反映させることが重視されており、併せて所管課での連携や協議の場を設ける重要性が強調されている。
また、益子本通り活性化協議会による支援活動が進められ、地域の課題や参画の道筋が描かれている。利便性向上を目指し、案内板などの整備が計画されており、町長は駅周辺の環境整備も進める意向を示した。特に、観光客の導線を明確にする動線形成が求められている。
文化財においても、教育長が国指定の重要文化財が104件あることを挙げ、文化財にまつわる課題や、地域との連携に重きを置いていることを述べる等、文化財と地域振興の関係性が論じられた。