令和6年第1回芳賀町議会定例会が開催された。
議会では、令和6年度の一般会計予算を含む各種予算案が審議された。特に、一般会計予算には老朽化した庁舎や施設の修理が盛り込まれ、重要性が認識されている。
総務常任副委員長の有坂隆志氏は、予算案の審査結果を報告し、「予算においては適切な執行が求められます」と述べた。また、教育民生常任委員長の杉田貞一郎氏も、小中学校の体育館空調設置工事についての意見を強調し、カーボンニュートラルの観点から設備の導入が求められるとの見解を示した。
一方で、産業建設常任委員長の中村由美子氏は、2035年までの町の目標人口や住宅の整備に関して言及。広範な整備計画と地域交通システムの改善についての提案も行われた。特に、公共交通の利便性向上が求められている。
議題には、追加議案として指定居宅サービスの基準の改正に伴う条例などが挙げられた。町長の大関一雄氏は、この改正により介護保険事業の基準が見直されることを説明し、全会一致で可決された。
これらの議案はいずれも可決され、今後の施策への影響が期待されている。議会の閉会時には、議長の小林信二氏が議員への労いを述べた。出席議員は11名で、順調に会議が進行されたことが強調されている。