令和3年12月1日、益子町議会第19回定例会が開催され、さまざまな重要な議題が議論された。
最初に、障害児保育に関する方針について話し合われた。町長の大塚朋之氏は、町内の保育園で障害児受け入れが行われ、支援体制が整っていることを強調した。しかし、障害児加配保育士補助金については、保護者からの要望もあり、検討が必要であると述べた。健全な育成のためには、適切な支援体制の構築が求められている。
次に、妊娠に関する相談窓口「にんしんSOSとちぎ」が開設されたことに触れられた。町長は、子育て世代包括支援センターが窓口となり、専門的な支援が提供されることを説明した。特に、児童・生徒が相談者だった場合の支援体制についても検討が進められている。
また、男女共同参画プランの進捗状況についても議論された。教育長の三田氏は、男女共同参画に向けた取組が進んでいることを報告した。特に、若い世代の意識が変わりつつあることが明らかになり、全世代からの理解を得ることが重要であると述べた。
その後、道の駅ましこの経営状況についても報告がなされた。町長は、令和3年度の売上が順調であることを伝え、地域経済への貢献が期待できると期待感を示した。特に、道の駅を通じた地域振興や農業所得の向上が注目され、今後の展開が期待されている。
最後に、町道の通学路の安全確保についての議論もなされた。建設課長の鮎沢氏は、町内の樹木が道路に張り出している状況について、所有者への指導などが行われていることを報告した。さらに、学校との連携による通学路のパトロールも実施されており、今後も安全対策が進められる意向があった。
今回の議会では、町が進めているさまざまな施策や支援について議論され、地域のニーズに応える努力が続けられることが望まれている。より良い町づくりのためには、引き続き課題解決に向けた取組みが求められている。