益子町の教育環境がますます注目されている。
特に、学校の特別教室にエアコンを設置する重要性について議論が交わされた。現在、主な特別教室にはエアコンが設置されているものの、一部の教室には未設置である。この状況に対し、教育長の三田氏は「猛暑日が発生する中、特別教室へのエアコン設置は検討課題」とした。
さらに、教員の働き方改革について学校教育課の施策が重要視されている。教職員の環境改善と勤務時間適正化に向け、GIGAスクール構想が進められている。教育長は「指導主事が学校を回り、業務の見直しを図っている」と述べた。特に、業務を効率化し、教員が児童と向き合う時間を増やす工夫が求められる。
ICT教育やGIGAスクールにおける進捗も報告された。今年度、各学校に1人1台のタブレット端末が配布され、さまざまな学習場面での活用が期待されている。
また、不登校生への対応にも力を入れている。タブレットを用いた遠隔授業の導入が提案され、学校と連携して子どもたちが学ぶ環境を整えることが目指されている。
最後に、河川のしゅんせつ工事についても議論された。町長は「水害を未然に防ぐため、継続的な工事が重要」と強調した。その上で、益子町は委託による工事を進めており、地域の特性に応じた河川整備を進める考えを示した。