令和5年第2回鳩山町議会定例会が6月6日に開会した。
この定例会は、全議員出席のもと、重要案件の審議が行われる。
議長の石井徹氏は出席議員数が12名であることを確認し、定足数に達したとして会議を始めた。
今回の定例会では、6月6日から6月14日までの9日間にわたり、議案が審議される予定である。特に、小峰孝雄町長の行政報告では、地域促進や健康長寿についての報告が行われ、さまざまな施策が紹介された。
小峰町長は冒頭、ちょっくまPR隊員就任式を報告し、鳩山町特産品の「鳩豆うどん」を広める動きを強調した。
また、埼玉県健康寿命ランキングについても言及した。
男性は県内1位、女性は県内5位という結果を受け、今後も健康づくりを進めることが求められる。
さらに、県からの各種支援について報告がなされた。
議案に関しては、専決処分の承認や条例改正などが提出される。特に、議案第32号の補正予算が重要で、低所得者支援のための施策の一環として、給付金や補助金の付与が含まれている。
これによって、生活が困難になっている世帯の支援が図られる見込みである。
議会運営委員会からの報告も行われた。
石井計次議会運営委員会委員長は、議会運営に関する調査報告を提出。議案数は合計7件であり、過去の会議や調査結果を基にしたものである。
この報告を受け、議会運営における議事日程も公式に承認された。
地方自治法に基づく各種報告や、新型コロナウイルス対策にも言及。経費の補正や追加など、住民生活を支えるための施策が多数議題に挙がっており、審議を通じて地域のニーズに応えていく姿勢が示されている。
議会は、今後の一般質問の日程に向けて準備を進めることとなった。