令和6年第2回東松山市議会定例会が6月4日に開会した。
出席議員19名の下、議題が進行される中で、委員会による会期の決定が報告された。
議会運営委員長の中島慎一郎氏は、会期を本日から6月28日までの25日間とすることを決定したと述べた。
報告により、今期定例会に市長から提出された案件は、報告11件、議案11件であることが紹介された。
さらに中島氏は、今後の会議日程についても説明し、特に6月5日から10日までの休会と議案調査の方針を示した。
11日には本会議を開き、議案等に対する質疑を行う予定としている。
市長の森田光一氏は、提案理由の説明に登壇し、専決処分に関する内容や税条例の一部改正等について報告した。
このうち、個人住民税の定額減税に係る規定の追加に関する条例改正が重要なポイントとして挙げられた。
また、議案第59号においては、令和6年度東松山市一般会計補正予算が提案された。
これにより、歳入歳出予算の総額が350億4,637万5,000円に達することを明らかにした。
主な歳出として、民生費や衛生費における費用計上が計画されている。
森田市長は、これらの議案について慎重な審議を求め、全体的な進行を受けて安心の意を示した。
定例会の運営においては、議長の斎藤雅男氏が日程の進行を円滑に進め、予定通りの進行が見込まれる。
今後は、27日までの間に議案の審査を行い、最終的な議決が予定されており、議員たちの手腕が問われる場面が続く。