令和6年第2回東松山市議会定例会が6月11日に開催された。議事日程には、予算決算常任委員会委員長の互選や報告および議案に関する質疑が計上され、議会は円滑に進行した。
初めに、斎藤雅男議長から予算決算常任委員会の委員長互選結果が報告された。新たに大山義一議員が委員長に選出されることが決まったと述べた。
その後、報告第5号から第12号にかかる質疑に移行するも、出席していた議員からは質疑の希望が見られなかった。議長は、これにより質疑を終結する旨を宣告した。
次いで、議案第49号から第51号についても同様に質疑が行われる予定だったが、こちらも質疑希望はなく、議長は直ちに討論へと移行した。討論後、議案は全て承認することが報告され、議論はスムーズに進行した。
続いて、議案第52号から第59号の質疑が行われ、特に議案第59号については鈴木健一議員からの詳細な質問があった。これは予防接種事業に関連するもので、田嶋靖洋健康福祉部長が市の財源について詳しく説明した。
樋口議員は、予防接種に伴う健康被害の責任の所在についても確認し、田嶋部長は国が責任を負うと回答した。一方、副反応のデータ精査について尋ねられると、東松山市では未だ行っていないと付け加えた。
議案の委員会付託については、議長から付託表に基づいて進行する旨が発表され、全議案が順調に付託されることが確認された。