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鳩山町議会、介護保険や学校給食の充実策を議論

鳩山町議会で介護保険や学校給食の問題が討議され、充実策が求められた。健康教室の厳しい現状も浮き彫りに。
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令和5年12月4日、鳩山町議会では、介護保険や学校給食に関する重要な問題が議論された。

根岸富一郎議員からは介護保険についての質問があり、岡田庄一長寿福祉課長は、令和6年からの第9期介護保険事業計画について言及した。高齢化率が上昇し、介護を必要とする人が増加する見込みで、地域包括ケアシステムの整備が必要と強調した。

また、健康教室の開催にあたり、住民への負担がある点についても触れ、町がその費用を負担できるかという質問に対し、岡田課長は各活動で参加者が実費を負担している現状を説明した。

学校給食についての質問もあり、島野紀美夫教育委員会事務局長が、給食数が606食であることや、料金の改定は予定しておらず、現行の4,200円及び5,000円の体制を維持する考えを示した。さらに、令和6年度からの給食費の無償化方針についても説明した。

山林の大規模太陽光発電建設については、吉澤祐一産業環境課長が、森林伐採がもたらす環境への影響について言及。町としては適正設置と管理の条例を設け、森林機能の保全に努めていると明言した。

新規就農や野生動物による農作物被害についても小鷹房義議員が質問。新規就農者数は16名で、育成策や獣害対応策についても話し合われた。特にイノシシやシカの増加による農作物被害の報告があり、農作物の保護策が求められている。

このように、鳩山町議会では、地域住民の生活に直結する大きな課題について活発な意見が交わされた。特に、今後の介護保険や健康教室の充実、そして教育の品質向上に向けた議論が進むことで、町民の福祉向上が期待される。町の未来に向けた、具体的な施策が求められ、議員たちの責任感が感じられる内容となった。

議会開催日
議会名令和5年12月鳩山町議会定例会
議事録
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