令和4年6月7日に令和4年第2回鳩山町議会定例会が開かれた。
出席議員は12名で、議長は大賀広史氏が務めた。会期は6月7日から6月15日までの9日間にわたる。
本議会では、ハトミライ☆プロジェクトやパートナーシップ宣誓制度に関する報告が行われた。特に町長の小峰孝雄氏は、ハトミライ☆プロジェクトにおいて、若い世代のまちづくりへの参画を促進し、これまでに累計24本の桜が植樹されたと述べた。
また、パートナーシップ宣誓制度についても報告された。この制度は、多様性を認め合いながら自分らしく生きる社会の実現を目指すもので、町長はこれによる効果を期待していると強調した。
さらに、埼玉県の65歳健康寿命についての報告もあった。鳩山町では、男性が19.17年、女性が21.50年で県内1位となった。町長は、健康寿命の保持が幸せに寄与するとの見解を示し、町民が健やかに過ごせる環境づくりを進める方針を示した。
また、ウクライナ人道支援募金についても説明があり、町では募金活動を実施し、これまでに22万6,473円を集め、支援を行った。町長は「人道危機が懸念されるウクライナの人々を支援するため、引き続き募金活動を行う必要がある」との考えを示した。
さらに、議案第30号から第37号までの一括上程が行われ、専門的な経済的対応策が提案された。特に、コロナ禍における低所得世帯への特別給付金や、子育て世帯への生活支援など、先進的な取り組みが発表された。町長は、慎重な審議を行い速やかなる決定をお願いすることを述べた。