令和3年第3回鳩山町議会定例会が9月7日、議会議場で開かれた。この会議では町長の小峰孝雄氏が新型コロナウイルスワクチン接種の進展状況を報告し、地域の健康維持に向けた取組みの成果と今後の方針について言及した。
小峰町長は、ワクチン接種が順調に進み、接種率が81.4パーセントに達したことを強調した。接種を希望する住民はほぼ全員が接種を受けたとし、地域包括ケアセンターでの接種が効果的に行われたことを報告した。また、接種会場の運営には多くの関係者の協力があったことにも感謝の意を表した。
次に、未処分利益剰余金の処分について説明があり、令和2年度の決算審査特別委員会設置が決定された。町の財政状況については、町税収入が減少傾向にあり、今後の運営に影響を与えかねない。特に、人口減少と少子高齢社会が進展し、税収の維持が難しい状況にある。特別委員会では厳しい財政基盤を踏まえ、継続的な財政運営の確保に向けた討議が行われる.