令和3年第2回鳩山町議会定例会が6月10日に開催された。
この日は、10件の議案が取り扱われ、質疑や討論が行われた。
特に、議案第30号から第34号までは全て原案通り可決された。
議案第30号の「鳩山町国民健康保険条例の一部を改正する条例」については、質疑が行われた。
根岸富一郎議員が世界保健機関(WHO)の視察について質問。
田嶋正久町民健康課長は「視察での具体的な結果は報告されていない」と答弁した。
その後、質疑は終了し、討論もなく採決が行われ、賛成多数で可決に至った。
次に、議案第31号は「鳩山町重度心身障害者医療費支給に関する条例の改正」である。
野田小百合議員が電子資格確認について質疑をし、田嶋課長が従来の保険証や個人番号カードについて説明した。
同様に、質疑後に討論はなく、原案通り可決された。
議案第32号の一般会計補正予算については、根岸議員が反対討論を行った。
議案の一部に東京オリンピック関係の予算が含まれ、人事異動には賛成の意向を示しつつ、コロナ対応に優先すべきと述べた。
しかし、討論が終了した後、この議案も原案通り可決された。
請願第2号に関しては、再生可能エネルギーの割合を高める計画についての報告がなされ、採択されることになった。
議会の運営に関する各種議案や意見書も次々と可決され、議会は活発に機能している様子が窺えた。
最終的には、すべての日程を終了し、議会は閉会された。議長は「長い間、お疲れさまでした」と締めくくった。