令和元年第3回鳩山町議会定例会が、令和元年9月12日に開催された。議題には、様々な議案が取り上げられ、全12名の議員による質疑、討論、及び採決が行われた。
議案第44号「鳩山町会計年度任用職員の報酬等に関する条例の制定について」では、職員の報酬について議論が白熱した。特に、野田小百合議員は期末手当の支給に関して質問し、松本一久総務課長は在職期間に応じた支給方法について説明した。また、財政負担の増加についても懸念が示され、行政運営における持続可能性が重要視された。
続いて審議された議案第45号「消費税法及び地方税法の改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」では、根岸富一郎議員が道路利用料に関する質問を行い、島野紀美夫まちづくり推進課長が詳細な納付件数や金額について解説した。全体的に、条例の可決が議決された。
その後の議案第46号「鳩山町税条例等の一部を改正する条例」や各議案についても、様々な質疑が行われながらも賛成意見が多く、採決は全議案が原案通り可決された。
特に議案第49号「鳩山町子ども・子育て会議条例の一部を改正する条例」においては、大賀広史議員が子どもの保育に関する制度を強化する必要性を訴え、議員たちが共感を示した。
教育をテーマにした議題も多く、議案第51号「鳩山町水道事業給水条例の一部を改正する条例」では、改正内容が詳細に説明され、さらに議案第52号「鳩山町立鳩山幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例」においては、幼稚園の無償化にかかる必要事項が審議された。議案の進捗を眺める中で、議員たちは地元住民の声を大切にしながら、様々な施策が進められることを強調した。
このように、市の様々な制度改善や予算施行が行われ、鳩山町議会は町民の暮らし向上に向けた取り組みを続けている。今後も議会での議論と共に、実効性のある施策が求められる。