令和2年3月2日、鳩山町第1回定例会が開かれ、重要な事項が話し合われた。
会期は3月2日から13日までの12日間に決定された。議長の石井計次は、本定例会の出席議員が11人であることを確認し、開会を宣告した。
小峰孝雄町長は、冒頭の挨拶において桜の訪れを感じる時期に議会が開催されたことへの感謝を述べ、交通死亡事故ゼロ4000日を達成したことを報告した。これは、町民の協力を基に実現したものであり、引き続きの啓発活動を約束した。
小峰町長はまた、民生委員・児童委員委嘱式を行ったが、全国的には民生委員が5886人不足しており、問題の深刻さを指摘した。鳩山町では定員35人が全て充足されたことに安堵の表情を浮かべ、地域福祉活動の推進に期待を寄せた。
さらに、町営路線バス北部線の越生駅への延伸が実施されたことを報告し、町内循環バスの運行変更についても触れた。これにより、町民が公共交通を利用する機会が広がり、地域の利便性向上に寄与すると期待されている。
議案に関しては、議案第1号から第23号までが一括上程され、地方公務員法の一部改正に伴う条例の整備や新年度予算に関する重要な議題が承認されることが望まれている。議会運営委員会委員長の報告では、提案される議案の中には、一般会計及び特別会計の補正予算案などが含まれており、議員による慎重な審議が求められた。
この日の議事は、議長の進行のもと、各議案の説明を行うために各課の担当者が登壇し、詳細な説明が続いた。特に、地域の活性化事業や安全な街づくりのための施策に関する議案についての議論は活発に行われ、今後の町の発展が期待される内容となっている。