コモンズ

鳩山町議会、重要議案を可決 工事請負契約の変更締結が話題に

鳩山町議会が開催され、工事請負契約の変更契約が可決。住民への配慮が求められている。
記事公開日:
議会開催日:

令和元年第1回鳩山町議会臨時会が7月12日に開会し、重要な議題が討論された。

議題の一つである工事請負契約の変更契約について、町長の小峰孝雄氏が登壇した。オブジェクトは、防災・安全交付金による町道第1号線道路改良工事で、変更の理由には、施工方法の見直しや土質調査による施工の遅れが挙げられる。これにより、履行期限が当初の7月31日から9月30日へ延長され、予算も9,029万9,880円から1億1,269万3,680円に変更されることが報告された。

島野紀美夫まちづくり推進課長は、変更契約の具体的な内容について説明し、今回の変更が必要となった理由を詳しく述べた。道路工事では、通行の影響を最小限に抑えるため、施工区間を分割し、一日に完了する工法で進めているが、工事の進捗が思ったよりも遅れたとした。特に、梅雨の影響及び障害物の移設作業の遅延等が主な要因であった。

質疑応答では、小川唯一議員が近隣住民からの苦情について問うと、島野氏は、施工方法に配慮しながらも近隣の住民には不便が生じていることを認め、具体的な苦情内容として道路の状態や交通規制の影響を挙げた。また、残土の処分に関しては、受け入れ先の業者が見つからず、近隣の土質改良プラントに搬出することになったと説明し、さらなる工事の進捗に支障をきたしていると強調した。

この臨時会では、工事請負契約の変更契約の締結についての議案が多くの賛成を得て可決され、今後の進展に期待が寄せられている。議論の結果、地域の住環境の整備を目的とした工事が、計画通りに進行することが求められている。

今回の臨時会では、専決処分に関する報告も行われた。松本一久総務課長は、公用車による車両事故について、事故発生当時の状況及び対応を報告した。事故が物損のみであり、町の保険会社が賠償金を賄うこととなったため、町としては問題は解決済みとされた。

意見を交わしながらも、町民の生活環境向上に向けた工事の必要性が再確認される結果となったこの臨時会は、町議会の役割を改めて浮き彫りにする機会となった。

議会開催日
議会名令和元年第1回鳩山町議会臨時会
議事録
タイトルの評価headlineは会議録に記載された主要なアジェンダを反映しており、内容にも一致しているため。
説明文の評価descriptionは会議の重要な決議を簡潔に示しており、内容と一致しているため。
本文の評価main_contentsは会議録データに基づいており、主要な議題や発言を正確に反映しているため。

埼玉県鳩山町の最新記事

中部地区の最新記事

ときがわ町吉見町小川町嵐山町東松山市滑川町 の最新記事です。