令和元年6月5日、鳩山町議会において第2回定例会が開催された。新議会の初めての会議となるこの定例会では、町長、執行部職員、文学館の監査委員が自己紹介を行った。
臨時議長として関根清隆議員が任命され、議事が進行した。関根議長は議員の選挙の結果を踏まえ、「鳩山町のために誠意を尽くし、町民に応えたい」と強調した。
この定例会では、議長に石井計次議員、副議長に大賀広史議員が選挙を通じて選出された。石井議長は就任挨拶において、今後の町議会の発展に尽力する意向を示し、全体の協力を呼びかけた。
さらに、小峰孝雄町長が行った行政報告では、県内での健康寿命データに注目が集まった。今回のデータでは、男性が4年連続で県内1位を達成し、女性も2位にランクインした。この実績は、鳩山町で進められている健康づくり事業の成果であり、医療費や介護費の低減につながっている。
町長は、健康寿命に関連した取り組みとして、健康ウオーキングイベントが県内の優秀賞を受賞した報告も行った。また、鳩山町は新たに日本医療科学大学と地域連携に関する基本協定を締結したと述べ、健康づくりをさらに推進する意向を示した。
町の行事としては、5月28日に行われた「おしゃもじ山つつじ祭」が成功裏に終わり、多くの市民が参加したことが報告された。しっかりとした事前準備の結果、祭りが盛況を博し、町内外から来場者が見込まれた。振り返ると、昨年よりも参加者が多く、「来年も訪れたい」という声が寄せられた。
会期は本日から14日までの10日間と定められ、重要案件が議題に上る。議員たちは、一致団結し慎重な審議を経て、町民の期待に応えるため尽力する姿勢を強調した。今後の議会活動に注目が集まる。