令和4年6月10日、鳩山町で定例議会が開催され、複数の議題が取り上げられました。特にトロッコ公園の列車については、約40年にわたり利用されているにもかかわらず、未だ塗装作業が行われていないことが指摘されました。町の関係者はこの件に関し、町制施行40周年を契機に再塗装が計画される予定であると述べました。
また、農村公園のジャブジャブ池について、現在の使用が停止中であることを受け、今後の活用についても議論されました。維持管理のコスト負担を軽減しつつ、地域住民が親しめる芝生広場として活用する案が検討されています。担当課は、経費をかけずに利用形態の拡充を目指す方針を示しました。
そのほか、コミュニティセンター周辺の樹木についても伐採や剪定が検討され、樹木の管理については全体的な見直しが行われる予定です。この地域のコミュニティが安全に利用できる環境づくりが強調されました。このほか、マイナ保険証に関する質問もあり、町はマイナンバーカードの普及促進に向けた取り組みを強化していると報告されました。
公有財産の利活用に関しては、旧特産品販売施設の売却も進められており、地域住民に対して説明会を開く予定があることが説明されました。これにより地域との合意形成が図られることが期待されています。また、教育面でも絵画の展示など地域の文化資源の利活用を進める考えが示されました。
さらに、ヤングケアラーに関する問題提起もされ、支援の必要性が強調されました。今後も町は地域のニーズに応じた施策を検討し、住み良い町づくりに向けて尽力する意向が示されています。