令和4年第4回鳩山町議会定例会が12月7日に開催された。
この会議では、第一に議案68号から80号までの質疑、討論及び採決が行われた。特に注目を集めたのは、個人情報保護に関する議案及び学童保育についての請願であった。
議案第68号「鳩山町個人情報の保護に関する法律施行条例の制定」について、野田小百合議員は委員会の役割について質問を行った。山田幸一総務課長は、個人情報保護委員会は個人の権利利益を守るための任務を有しており、その業務は個人情報保護法に基づくものであると説明した。野田議員はさらに、条例要配慮個人情報についても疑問を呈した。
その後、議案は採決にかけられ、原案通り可決された。議案第69号も同様に可決され、具体的には個人情報保護の一部改正に関わるものであった。
次に、議案70号の質疑では、根岸富一郎議員が上下水道事業の管理者に関する質問を行った。清水儀行上下水道課長は、管理者の権限を町長が行うとする条例改正について説明を行った。議案は全て賛成で可決された。
また、学童保育に関する請願第1号が審議された。小鷹房義議員からの報告によれば、増設の必要性が認められ、児童の安全な環境整備の重要性が強調された。討論では、森利夫議員が施設の増設について疑問も示したが、その他の議員は環境整備の必要性に賛成していた。
最終的に、請願は採択され、町長に送付することが決定された。また、日程追加として発議第8号「埼玉県立鳩山高校の廃校撤回を求める意見書案」が提出され、可決の運びとなった。
議会はその後閉会し、出席議員12名の全員が会議に参加していた。