令和6年泉大津市議会第1回定例会が開催された。
出席議員は全員であり、南出賢一市長が開会の挨拶を行った。本日は令和6年能登半島地震の影響に対する支援策や、本市の会期の決定、各種報告が主な議題となった。特に南出市長は、災害に遭った方々への支援に触れ、差し迫った厚い関心を示した。地震により亡くなった方々への追悼の意を表し、続いて本定例会の業務の進行に入った。
日程第1では、本会期が27日から22日までの25日間と定められた。続いて日程第2から第4の監査報告が一括議題にされ、いずれも問題なく終結した。
日程第5の報告については、専決処分に関する内容が議題となり、都市政策部長の報告がなされた。報告内容には、損害賠償についての件が含まれており、関連法令に基づいて和解が確認され進行した。防止に向けた再発防止策も示された。
続く日程第6の専決処分も問題なく承認され、また、報告第3号、令和5年度泉大津市一般会計補正予算案に関連する報告も挙げられ、やはり簡潔に質疑なしで承認された。
議案第6号では、泉大津市介護保険条例の改正案が提案され、特に議員からの質疑もあり、介護保険料の増額について市民の負担が大きくなることが懸念された。議員からは不安の声が上がり、職員は来年度以降の対応策などの説明に務めた。
議案第12号に続く議案は、庁舎の空調設備の更新に関するもので、工事請負契約の変更が求められたが、現行契約の範囲内での実施が確認された。続いて小津中学校及び条東小学校に関する契約変更案も可決され、その後財産の無償譲渡に関する議案も提案され、公益法人への譲渡が承認された。
最終的に歳入歳出の総額を含め、補正予算案など複数の議案が可決され、全体を通して地域社会の復興や発展に資する内容が強調された。市民に対する施策が議論される中で、いずれも前向きな姿勢での議論が展開されたことが印象的であった。