令和6年第3回高石市議会定例会が開会され、22件の議案と3件の報告が審議される。
市長の挨拶では、議題となる案件についての説明が行われ、特に高石市国民健康保険条例の改正について、法律改正に基づく対応を強調した。その中で、施行期日は令和6年12月2日とされた。次いで、高石市都市公園条例や下水道条例の改正案も提案され、こちらも法律の改正に伴う内容に焦点が当てられた。
補正予算に関して、令和6年度一般会計の補正については、総務費や民生費においてそれぞれの必要経費が計上され、特に情報化推進費として合計1,106万円が計上された。
また、令和5年度決算認定では、一般会計歳入総額が287億7,565万7,000円で、実質収支は1億9,398万円の黒字であったことが報告され、財政の健全化の取り組みがほぼ順調であることが伝えられた。特に、経常収支比率が好転し、将来に向けた財政運営の可能性を示唆していると評価された。
さらに、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく報告が行われ、実質公債費比率や将来負担比率が議論される中、特に注意を要するとの見解が示された。