令和6年第1回高石市定例会において、国民健康保険や水道事業の改正に関する議案が可決された。
本会議では、24件の議案が一括議題とされ、特に国民健康保険の条例改正について活発な議論が行われた。これに対し日本共産党市議団を代表する明石宏隆議員は、保険料の増額に批判を呈し、同様の懸念を他自治体の施策を引合いに述べた。明石議員は、「能勢町が行っている保険料減免など、このままでは市民の生活に影響が出る。」と警鐘を鳴らした。
また、水道事業に関しても重要な法案が提出された。議案第2号では、下水道事業の一部改正があり、今後の水道運営に関連する問題についても指摘があった。さらに、教育制度における必要性も強調され、子育て支援を目的とした施策の拡充が求められる場面もあった。
一方、福祉施策の進展や地域に根ざした活動の充実についても議論があった。多世代交流を促進するため、文化・芸術を基にした場の整備や、防災機能をもたせた公園の整備が必要であるとされ、今後の施策に期待が寄せられる。