令和6年5月13日、泉大津市議会第1回臨時会が午前10時に開会した。
議長の堀口陽一氏が全員出席を確認した後、会期の決定を行った。議会は本日1日のみの会期とすることに決定した。
報告第7号では、泉大津市市税条例の一部改正について、総務部長の虎間麻実氏が詳細を説明した。
この改正では、大規模災害における市民税や固定資産税の減免が明記されており、市長が必要と認める場合に申告なしで減免を適用できる規定を新たに設けたことが強調された。また、合計所得金額が1,805万円以下の納税者には、個人住民税所得割額から扶養家族1人につき1万円の減税が実施されることが確認された。
次に、報告第8号として令和5年度の一般会計補正予算が提案された。虎間総務部長は、補正額は歳入歳出それぞれ2億4,312万1,000円となり、総額は429億9,766万8,000円に達することを説明した。特に、テクスピア大阪の管理運営費に関する追加や、公共施設整備基金費の増による影響が述べられた。
また、議選第1号では常任委員会の委員選任が行われ、各委員会のメンバーが確定した。議運委員会には池辺貢三議員や丸山直土議員が選任された。
監査委員の選任については、村岡均議員が提案され、全会一致で同意された。最後には、各委員長から閉会中の継続調査の申し出があり、これも全員一致で承認された。会議は、南出賢一市長の挨拶を以て無事に終了した。市長は、臨時会での諸議案の可決を感謝し、今後の行財政運営への協力を求めた。