令和4年3月、泉大津市議会の第1回定例会が開催された。議会では、令和4年度の各種予算案が中心議題に上がった。その中には泉大津市一般会計予算や特別会計予算などが含まれ、市長の南出賢一氏や市の各部門長から予算案に関する詳細な説明が行われた。
特に注目されたのは、令和4年度の泉大津市一般会計予算案である。予算規模や新たな施策に対する期待が高まる中、南出市長は「地域活性化につながる施策を推進し、住民が実感できるような予算執行を目指したい」と強調した。
また、教育関連では、丸山理佳教育部長が「教育環境の整備を進め、子どもたちの成長を支える予算を確保した」、と述べた。特に子ども食費の補助や、就学前教育の質向上が市民から支持されている。
さらに、健康に関連した施策についても話題が挙がった。堀口陽一議員は、「食育や健康づくりの推進に向けた取り組みが必要だ」とし、健康づくり事業への予算配分を求めた。健康こども部長の藤原弥栄氏は、「市民の健康づくりを支援するために、様々な事業を展開していく」と力強く述べた。
一般質問では、林哲二議員が新型コロナウイルスのワクチン接種状況についても質問し、接種後の副作用と死亡者数について具体的な数字を求めた。市側は、最新の接種状況と共に「副反応による重篤な症状などの報告はない」と回答したが、引き続き慎重な対応が必要であることを認識していると強調した。
今後も市民と連携しながら、新型コロナへの対応や健康づくり、人々の安全対策を継続的につづける姿勢を示した。議会は締めくくられ、引き続き泉大津市の未来に向けた施策推進が期待される。