泉大津市議会の令和元年第1回臨時会が、5月17日午前10時より行われた。
議長の池辺貢三氏は、全ての議員が出席していることを確認して開会を宣言した。議事日程には、常任委員会及び議会運営委員会の委員選任や、臨海地域整備対策特別委員会の設置に関する議案などが含まれている。
日程第1では、常任委員会委員の選任についてが議題となった。これに関して、池辺議長はあらかじめ協議した結果を持ち出し、選任された委員たちを指名した。
続いて日程第2、議会運営委員会委員の選任が行われ、堀口陽一議員など6名が選任された。議長は、このような議会運営体制を整えることが円滑な議会進行に寄与すると強調した。
日程第3において、議会議案第1号である臨海地域整備対策特別委員会の設置が提案された。貫野幸治郎議員は、特別委員会が臨海部の整備事業を審査し、調査を行うために必要であると述べた。委員会は8名で構成し、事業が終結するまで継続される旨が発表された。
以後、特別委員会の委員選任や、各種議員選挙の件も一括して進められ、これらの議案は全て異議無く採択された。また、監査委員の選任についても南出賢一市長より提案があり、議会の同意を得て承認された。
さらに、専決処分報告として、損害賠償に関する案件がいくつか発表された。公用車の接触事故に関する損害賠償額の決定が報告され、議会はこれを受け入れた。
また、市税条例等の一部改正報告もなされ、新しい条例が施行されることが決定された。この改正は、ふるさと納税制度の見直しや、住宅借入金等特別税額控除に関するものである。
最終的に、閉会中の継続調査の申し出が議題となり、議員たちの同意を得て決定が下された。会議は午前10時35分に閉会した。