令和２年９月９日、泉大津市議会第３回定例会が開催された。議題として、新型コロナウイルス感染症や水道事業特有の課題が取り上げられる中、防災やレスポンスの重要性が再確認された。議長の挨拶に続き、南出賢一市長からは新型コロナウイルス対策や市の進行中の事業について説明があった。特に、新型コロナの影響下で市民生活の確保や経済活動の維持が求められた。
特に注目を浴びたのは、泉北水道企業団からの水道受水についてである。市は大阪広域水道企業団からの水を主に購入、高い割合での依存が続いている。それに対し、泉北水道企業団の状況が懸念される。裏を返せば、両企業団が安定した供給体制を維持することが求められており、耐震化の状況なども重要な課題として浮上している。
さらに、市民活動支援センターの運営に関する報告もあった。新たな事業者による運営が始まる中、参加者の声が必要で、今後の柔軟な対応が求められると述べられた。市民のニーズに細やかに応え、参加しやすい環境を整えていく必要があるとの確認があった。
また、議会では市の財政状況や水道事業の運営に関しても詳細な意見交換が行われた。市の負担を軽減しながら、効率的な水道の質を確保するためには適切な料金設定と運用停止を見極めて継続的な投資が求められている。今後も継続的な点検とともに、将来的な見合いでのシミュレーションの重要性も指摘された。
このように、会議は新型コロナウイルスへの対応を重視した雰囲気の中で、市民の健康と安全を守ると同時に、地域創生や活性化に向けた事業を進めることが強調された。再度、議会が一致団結し、課題に取り組む姿勢が求められている。