令和2年5月15日、泉大津市議会第1回臨時会が開催された。
市議会は、新型コロナウイルス感染症対策に関連する重要な案件を議論した。特に、専決処分報告が9件あり、その中には市税条例及び国民健康保険条例の改正が含まれている。これらの改正は、法律の変更に伴い、市の税制や福祉制度を適正化することを目的としている。また、令和元年度及び2年度の一般会計補正予算も承認された。
南出賢一市長は開会の挨拶において、感染拡大防止のため議員及び市民による協力に感謝を示した。特に、医療従事者に対して深い感謝の意を表明し、今後の対策においても一層の努力が必要であると強調した。市長はまた、感染の第二波、第三波を想定し、継続的な対策の実施を約束した。
本臨時会では、会期の決定と共に、特別職の給料の減額措置が話題となった。これは市長や副市長などが市民の苦境に寄り添う形で行われるもので、実施された給与減額は市民への支援策に寄与する意図があるとされている。議員報酬についても同様の措置が講じられることとなった。
さらに、報告第10号や第11号の報告においては、市立病院の整備や国民健康保険の特別支援についても重要な議題として挙げられ、市民生活を支援するための施策が進められることが確認された。
会議の最後では、今後の医療体制の強化や給付金の支給等についても模索する必要性が強調され、自立した地域社会を築くための意見交換が行われた。議会の議論は市民生活に直結し、それに応じた施策の展開が期待されている。