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恩納村議会、令和3年度予算を可決

恩納村議会は令和3年3月24日に定例会を開き、国民健康保険特別会計などを含む複数の議案について可決した。
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令和3年3月24日に開かれた恩納村議会の定例会では、複数の重要な議案が取り扱われた。

主要な議題の一つは、令和3年度恩納村国民健康保険特別会計予算についてであり、総額は15億4千568万3千円と報告された。予算特別委員会の委員長、外間勝嘉氏は、「前年と比較して約5.7%の増加となった」と述べ、具体的な内訳には、県支出金の増加が含まれていると強調した。

また、議案第14号では、後期高齢者医療特別会計予算についても議論され、総額1億1千190万4千円とし、対前年比で約1.6%の増加とされていることが紹介された。この件についても外間勝嘉氏が委員長報告を行い、無事可決された。

さらに、令和3年度恩納村下水道事業特別会計予算に関する議案では、予算総額が9億1千476万6千円となり、財政基準に沿った具体的な支出についても質疑が交わされた。特に、下水道整備事業の完了に向けてのスケジュールが明らかにされ、関連する工事の進捗状況についても説明された。

水道事業会計予算についても、給水戸数や年間総配水量といった詳細な数字が報告され、地域住民にとって必要な情報が公表された。これにより水道料金の設定にも影響が及ぶことが予想される。

加えて、令和3年度「恩納村景気回復商品券事業」の実施に関する陳情が大きな関心を集めた。商工観光課長の報告により、2021年には村民に対し1人5千円のクーポンを配布し、観光客に対しても対応が用意されていることが説明された。この事業は新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済回復の一環として位置づけられている。

最後に、沖縄本島南部地域からの土砂調達計画に関する意見書についても審議された。これは沖縄戦跡国指定公園内での騒動に関連し、遺骨収集の問題が依然として解決されていないとの意見が提起された。

これに対して、又吉薫議長は議案を承認し、会議を散会した。同議会では今後も地域の発展や住民の生活向上を図る取り組みが続くことが期待されている。

議会開催日
議会名令和3年3月恩納村議会定例会(第2回)
議事録
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