令和4年第10回恩納村議会定例会が開かれる中、重要な議案が数多く提案された。
特に、恩納村手数料徴収条例の改正が取り上げられ、村長の長浜善巳氏は、今後マイナンバーカード所有者がコンビニで住民票や印鑑証明を受け取れることを述べ、「村民の利便性向上を図る」と強調した。
また、恩納村職員の給与に関する条例も改正され、国の人事院勧告に基づく職員再任用時の改定が提起された。長浜村長は、これに関しても「必要な改正である」との認識を示した。
そのほか、恩納村放課後児童クラブ条例も改正が提案された。これは、新しい放課後児童クラブの設置を反映するもので、村内の放課後児童クラブを充実させることを目的としている。議会上での手続きにより、条例が適切に改正される事が期待されている。
さらに、令和4年度の一般会計補正予算案についても議論が行われ、歳入歳出の増減が説明された。特に、寄附金や国庫支出金、さらには新型コロナウイルス対策の費用としての予算増額が主要なポイントとなっている。
他にも沖縄県北部医療組合設立についても話し合われ、地域医療の確保を目的とした新たな組織設立が決定した。また、恩納村体育施設の指定管理者についても株式会社トラステックが選定され、地域スポーツの振興を期待する声も上がった。
今定例会では多くの重要議案が可決され、今後の恩納村の行政運営や住民サービスの充実が期待され、議員らがその実現に向けて尽力していく姿勢が見えた。