令和元年9月20日、恩納村議会は第6回定例会を開催した。 ここでは、補正予算や決算の認定など、重要なテーマが議題となった。
初めに、議長の又吉薫氏が会議を開会した。 会議の中では、会議録署名議員として、又吉貢氏と金城重治氏が指名され、議案の審議が始まった。
特に注目されたのは、議案第61号の令和元年度一般会計補正予算（第2号）である。 総務財政文教委員会委員長の外間勝嘉氏は、「収入増に伴い、歳入歳出それぞれが142億4113万8000円になる」ことを報告した。
また、補正予算案では農業集落排水施設の管理や、環境への配慮がなされていることが強調された。 それに続いて、議案第62号では国民健康保険特別会計の補正予算（第1号）が採決された。 経済建設民生委員会委員長の大城堅三氏は、「歳入が12億7595万2000円、歳出も同額となる」と発表した。
今会議では、令和元年度後期高齢者医療特別会計補正予算についての審議も実施された。 大城堅三氏が報告したところによると、「歳入は1億218万円、歳出は同額」だという。 さらに、議案第64号として下水道事業特別会計の補正予算も可決され、今期のゆとりある予算執行が期待されている。
また、村道喜瀬武原11号線の道路整備工事請負契約について、村長の長浜善巳氏は、「5,995万円で契約を結ぶ」と説明し、参加者から異議はなかった。
さらに、平成30年度の国民健康保険、後期高齢者医療、下水道事業特別会計、そして水道事業会計の決算も全て可決された。 特に、水道事業会計は総収益が前年増となる中、老朽管の補修計画が進行すると発表された。
最後に、議員派遣に関する件についても異議なく決定されたことが報告され、開会から散会まで、スムーズに議事が進行した。
今後の恩納村議会の日程にさらなる期待が寄せられる。