令和2年第3回恩納村議会臨時会が4月23日に開催され、重要な議題が審議された。
今回の臨時会では、主に税条例の改正と、新型コロナウイルス対策に関する支援要請が取り上げられた。
議長の又吉薫氏が会を開会し、まず会議録署名議員の指名が行われ、糸数昭氏と仲田豊氏が選出された。
会期については本日限りの1日間と決定された。次に、議案第31号が議題となり、恩納村税条例等の一部を改正する条例についての承認が求められた。村長の長浜善巳氏が、地方税法の改正に伴う主な内容について説明した。具体的には、村民税申告書の記載簡素化や、固定資産税の納税義務者の見直しが含まれていた。
質疑なしのまま承認が求められ、全員一致で可決された。
続いて議案第32号も同様に審議された。こちらは恩納村国民健康保険税条例の一部を改正するもので、改正内容には課税限度額の引き上げなどが含まれている。こちらも質疑なく承認され、可決が決定された。
第5の議題として、恩納村立うんな中学校外構工事専決処分についての報告が行われた。村長は契約金額の減額について報告し、事業量の変更に伴うものであると述べた。
最終的に、陳情第8号に関して新型コロナウイルスの感染防止と、影響を受ける企業への支援要請が議題に上がり、「新型コロナウイルス感染症対策特別委員会」が設置され、この件は今後審査されることとなった。
議長が「全ての事件の審議が終了した」と宣言した後、臨時会は閉会された。今後も新型コロナウイルスに関する情勢を注視し、適切な対応策が求められる。