令和元年第6回恩納村議会定例会が、令和元年9月25日、村議会議場で開かれた。
議題には、平成30年度一般会計歳入歳出決算の認定が含まれ、出席した議員たちは慎重に審議した。
一般会計歳入額は、123億5,564万円、歳出は118億7,012万円で、いずれも前年より増加している。
特に歳入の増加要因として、村民税の納税義務者増や所得割の増が指摘された。
大城堅三決算特別委員会委員長は、「自主財源は増加しているが、依存財源も増えたため、財政状況には留意が必要だ」と述べた。
歳出に関する質問も行われ、教育や福祉関連の支出のあり方も焦点となった。
学校の施設修繕について、議員から「迅速な対応が求められる」との意見が上がり、緊急対策が必要との合意が形成された。
また、恩納村議会政務活動費の交付に関する規則の改正案も提案された。
山城良一議会運営委員会委員長は、「規則の整合性を図るための改正である」と意義を説明した。
質疑はなく、特に問題もなく可決された。
さらに、委員会の閉会中の継続審査申出についても議論され、すんなりと承認された。
会議は、全ての議案が滞りなく採決され、議長の又吉薫氏は「村行政は村民に寄り添うことが重要である」と強調し、今後の村づくりへ期待を寄せた。
最後に、議会は村民生活の向上に努める与党と議員の連携を求め、次回の定例会への意気込みを示して閉会した。