令和3年第2回恩納村議会定例会が3月19日、恩納村議会議場で開かれた。
議会では、様々な議案が報告され、それぞれの採決が行われた。中でも、恩納村農水産物販売センターの設置及び管理に関する条例の改正が特に注目された。この改正は、現行の「使用」の表記を「利用」に訂正する内容であり、経済建設民生委員会委員長の大城堅三氏は、議案が可決されたことを報告した。大城氏は、「現行の使用料が誤った表記のため、正しい表記に訂正するもの」と強調した。
続いて、恩納村万座毛周辺活性化施設の設置及び管理に関する条例の改正についても議論が行われた。この改正も同様に料金表記の見直しが行われ、全委員の賛成をもって可決された。大城堅三氏が委員長として報告した。この議案に関しても質疑や討論は行われず、スムーズに可決された。
さらに、恩納村水道事業の設置等に関する条例の改正も討議された。この改正は、公益性がある施設への給水を可能とする内容であり、長浜善巳村長は「うるま市水道事業からの要請に基づくものであり、村長の判断で給水を行う」と述べた。委員からの質疑に対しても具体的な対応が示され、可決された。
四つ目の議案として、恩納村多目的交流施設の指定管理者の指定についても全会一致で可決された。総務財政文教委員会の委員長である外間勝嘉氏は、「協定書の内容に関する質疑があったが、今後の改善に向けて検討していく」とコメントした。
最後に、今日の議事において、長浜善巳村長からの契約金額の変更に関する報告も行われた。特に、恩納第2地区管路施設工事の契約金額が変更されたことが強調され、村道整備に関する専決処分も報告された。
今回の定例会では、村の公共設備の管理や運営に関する重要な議案が多く審議され、各議案は全て可決となった。村の成長に向けた一歩を印象づける会議となった。