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恩納村議会臨時会で地域活性化の議案を採決

恩納村議会の臨時会が開催され、一般会計補正予算や指定管理者撤回議案が審議された。
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令和4年第1回恩納村議会臨時会が2月2日に開催された。

本会議では多くの重要議題が討議された。まずは会議録署名議員の指名と、会期が本日限りの一日間となることが決定した。

続いて令和3年度恩納村一般会計補正予算(第10号)の提案が行われ、村長の長浜善巳氏が補正予算の内容を説明した。今回の補正予算の総額は、約2億2千万数千円の増額が見込まれる。この追加は住民税非課税世帯に対する臨時特別交付金が要因であるとのことだ。議長の又吉薫氏は質疑の機会を設けたが、質疑は無かった。

その後、議案第74号、恩納村真栄田岬周辺活性化施設の指定管理者の指定に関する議案が提出され、議案の撤回が求められる事態に至った。長浜村長は、観光協会が指定管理者内定を辞退したことによる撤回理由を説明した。議員の山城良一氏は、「議案の撤回に至った経緯に疑問があります」と述べた。村長は再度、人的配置計画や時間的な制約が辞退の主な理由であると強調した。

議会では、今回の撤回を巡り活発な意見交換が行われ、特に議員の喜納正誠氏は、指定管理者の内定を見届けないままの辞退は問題であるとの立場を表明。観光協会が抱える問題について、議会と行政とが相互に理解し合う重要性を指摘した。これに対し、村長は今後次点者候補と協議し、事務を進める考えであると応じた。

会議の最後には、真栄田岬周辺活性化施設の指定管理についての調査特別委員会設置の動議が提出され、賛成多数で可決された。これにより、さらなる調査が進むこととなった。

本臨時会では、住民税非課税世帯への支援強化に向けた補正予算案や、地域活性化に関連する重要な議案が審議され、議会との連携が今後の恩納村にとって不可欠であることが再認識された。

議会開催日
議会名令和4年第1回恩納村議会臨時会
議事録
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