令和元年第7回恩納村議会臨時会が開催された。会議は、令和元年10月17日に恩納村議会議場で行われ、議長の又吉 薫氏が開会の挨拶を行った。
議会では、日程に沿って会議録署名議員の指名、会期の決定が行われた。会期は本日限りの1日間とされ、異議なく承認された。
特に議題となったのは、議案第71号、令和元年度恩納村一般会計補正予算(第3号)である。村長の長浜 善巳氏が提案理由を説明し、歳入歳出の総額にそれぞれ2,656万9,000円を追加するものであることが報告された。今回の補正予算によって、歳入歳出の総額は142億6,770万7,000円となる。
歳入の主な内訳は県支出金180万円の増、繰入金856万9,000円の増が含まれている。具体的には、恩納漁港整備工事に伴う県支出金の増加と、ふるさと応援寄附金基金からの繰り入れによるものである。
歳出については、議会費6万円の増、総務費386万1,000円の増などが報告され、特に農林水産業費では恩納漁港整備工事に関連する追加が大きく影響している。また、教育費では、給食車両購入にかかる865万8,000円の増も重要なポイントとされている。
質疑に入ると、農林水産業費に関する汚濁防止関係事業の開始時期や、給食車両のリースの可否についてなどの質問が挙がったが、質疑はなく全委員の賛成により、議案は可決された。
議長は議案の採決結果を報告し、全議員により可決される旨を伝えた。議会は追加日程に基づき、審議を進める中、最終的には本日の付議された全ての案件が無事に終了した。最後に、議長の又吉 薫氏が閉会を宣告し、開催が終了したことを確認した。