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恩納村議会、地域課題解決に向けて様々な施策発表

令和2年第11回恩納村議会定例会で喫茶うんなナビーの活用やドローンの有効活用、支援政策が議論され、地域の未来が模索された。
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令和2年第11回恩納村議会定例会が開催され、議員や地元自治体のは声が集まり、様々な課題が議論された。一般質問の中で、特に村民生活に直結する喫茶うんなナビーの状況についての問い合わせが多かった。

山田 政幸議員は、旧喫茶ナビーの運営が困難で閉鎖された背景に言及し、村民から憩いの場の必要性が高まっていることを訴えた。彼は旧喫茶ナビーの活用法について疑問を呈し、会議室などの効率的な利活用策を求めた。これに応じて、総務課長の山城 雅人氏は、現在は会議室として活用しているが、今後福祉関係団体との協議を進める可能性があると説明した。

さらに、ドローンの導入についても関心が寄せられた。山田 議員は、農林水産課におけるドローンの有効活用について質疑を行い、特に農薬散布などの用途への拡大を求めた。農林水産課長の宮平 覚氏は、ドローンを利用した調査の成果を紹介しながら、特に赤土流出防止策に効果を上げていると述べた。また、操作技術の安全性についても、事故を避けるための教育が必要だと強調した。

山城 良一議員は、コロナ禍の影響で厳しい財政状況を踏まえ、自治会への税減免策や交通弱者への支援策について提案した。特に、交通弱者については、村としての支援を充実させ、地域の声を反映させる必要性が論じられた。福祉課長の長浜 保治氏は、介護保険サービスの活用を挙げ、地域の互助活動を重視する姿勢を示した。

また、定住促進や村産品の優先発注が議論され、地域の持続可能な発展を目指して、村内企業や村民への支援強化が求められた。村長の長浜 善巳氏は、経済の回復に向けた施策を述べる中で、新型コロナウイルスの影響を前提とした予算編成の必要性を訴えた。

今回の会議では、各議員の発言を通じて村民の声が強く反映され、持続可能な地域づくりに向けた思いが一層強まった。特に、課題解決に向けた具体的な方策について、各行政担当者も積極的に応じており、今後の施策に期待が寄せられる。

議会開催日
議会名令和2年第11回恩納村議会定例会
議事録
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