令和4年第3回恩納村議会定例会が6月7日に開催された。議長の又吉 薫氏は、協議が行われる中、新型コロナウイルス感染症対策について重要な報告を行った。村長の長浜 善巳氏は「新型コロナウイルスに伴う経済対策や感染予防策に全力を挙げている」と強調した。
また、行政報告の中で新たな生活様式の実践が求められる時期において、村民への協力を訴える姿勢が見られた。特に、低所得世帯への臨時給付金の支給や新型コロナウイルスワクチン接種体制の整備が急務であるという認識が示された。
会議では、令和3年度恩納村一般会計補正予算(第13号)や国民健康保険特別会計補正予算の承認が提案された。これに際し、長浜村長は「急激な感染拡大に対応するための予算措置が必要であり、議会の理解を得たい」と述べた。また「国からの支援金が投入されることで、地域の持続的な発展が期待される」とも語った。
議事日程の中でも賛議を集めた議案は、固定資産税に関する条例等の改正や新たな附属機関の設置についてであった。有効な施策を講じることが、住民の生活向上に繋がると、議員らも意見を同じくした。
教育分野では、過去の統合校の話題が出され、地域の教育環境の重要性が再確認された。村長は「子供たちに良い教育環境を提供するため、今後とも努力を続ける」と表明した。
最後に、議会は報告されている複数の工事に関する専決処分の承認を行い、地域のインフラ整備に対する取り組みを進めることが確認された。次回の議会では、追加の報告や新たな議案が検討される見込みである。これにより、恩納村の未来に向けた計画がさらに具体化されていくことが期待される。