令和2年第2回恩納村議会定例会が、3月23日に議長又吉薫氏のもと、開催された。
この会議では、重要な議案が相次いで可決され、特に恩納村の福祉・健康課に関する条例や水道事業の改正が注目された。
初めに、議案第6号の恩納村真栄田岬周辺活性化施設の設置及び管理に関する条例の改正が協議された。経済建設民生委員会の委員長、大城堅三氏が報告を行い、修繕についての質問が出され、「十分対応できる大きさである」と強調し、しっかりとした基準が設けられていることを説明した。出席の全員はこの報告を受け入れ可決した。
続いて、議案第7号の恩納村水道事業給水条例の改正が話題となった。大城堅三委員長は、境内の各地域における水道の供給状況について説明し、今後の供給基準を満たす見込みがあることを示した。「大型宿泊施設の開発に伴い、配水池の建設が plans されており、全域での十分な供給が期待される」と述べた。
福祉関連では、議案第12号が重要な論点を生んだ。福祉健康課が分課されることによる条例の整備が提案され、初めての試みとして、各課の役割分担が明確になっていくべきだと意見が交わされた。特に役場のスペースの広さや、プライバシーを確保した相談スペースについての質問があり、現在の配置を見直すことが必要とされた。
また、議案第13号の万座毛周辺活性化施設基金の設立については、観覧料などの適切な管理方法に関する質疑が続いた。
最後に、令和元年度一般会計補正予算や安富祖ダム工事の契約変更についても審議され、これらはいずれも全員の賛成を受け可決された。
年の序盤にあたる会議は、村の経営や住民への福祉施策を進展させる大きな一歩となるだろう。
今後の施設運営や福祉政策の展開についても、地域住民のニーズを反映した取り組みが求められている。