令和元年第10回恩納村議会定例会が、2023年12月13日に開催された。
主な議題として、恩納村国民健康保険税条例の改正や、職員の給与に関する条例改正が挙げられた。
委員長の大城堅三氏は、国民健康保険税条例改正案について質疑応答を行い、財政主体が沖縄県に移行することに伴い、保険税の統一化が求められるとの報告を行った。
「税率の増加により、一般会計からの繰入れが大幅に減少する見込みだ」と説明した。
この改正に対し、委員からの懸念が示される一方、賛成多数で可決された。
また、印鑑条例も改正され、旧姓の併記が可能になった。
経済建設民生委員会の委員長である大城氏は、旧姓使用に関する新たな対応策について説明した。
「本人の責任において旧姓・現姓のどちらかを選ぶことができ、制度の善用が求められる」と述べた。
さらに、職員の給与に関する条例改正が行われ、特に55歳以上の職員は昇給停止となることが強調された。他にも、長時間労働の是正に向けた新たな規則が導入される。
会議は円滑に進行し、全ての議案が賛成多数で可決された。今後の運用に対しては、村民の負担を考慮した対応が期待されている。