令和4年第5回恩納村議会臨時会が7月27日に開催された。
会議では、会議録署名議員の指名と会期が1日であることが決定された。
その後、金武町住宅地で発見された銃弾らしき物に関する意見書について提案され、質疑が行われた。
議長の又吉薫氏は開会の挨拶で、村長、長浜善巳氏の欠席を告げ、金城重治議員も体調不良により欠席とされた。
会議録署名議員には、15番の山城良一氏と16番の喜納正誠氏が指名された。
会期決定の際には、全員異議なしとのことで、今回は本日限りの会期が認められた。
続けて日程第3、金武町の銃弾らしき物に関する意見書が議題に上がると、基地問題対策委員会の委員長、山田政幸氏が提案理由を説明した。
説明では、金武町での銃弾発見に関連して村民の安全を脅かす状況について言及され、村民が安心して暮らせる環境の重要性が強調された。
また、意見書の宛先には、沖縄防衛局長、沖縄県知事、沖縄県警本部長が加わった旨が伝えられた。
質疑の際、吉山盛次郎氏は村長の欠席理由について意見を述べ、議長がそれに対し公務の内容を知らないと答えたことで、その情報の透明性を求める声が上がった。
喜納正誠氏は、村長の公務内容が明らかにされないことに懸念を示し、議会が軽視されているとの不安を表明した。
最終的に、意見書は原案通り可決された。議長は法律や条例を踏まえた上で、村長の欠席に関する事務連絡の徹底の必要性を述べ、閉会となった。