令和4年第7回恩納村議会定例会が9月16日に行われ、村長らを交えた議論が展開された。
本会議では、島袋裕介議員が仲泊南交差点の信号機設置を商工観光課長の山城雅人氏に質問。
その中で、信号機設置の進捗状況について再確認し、県道や村道における右折信号の設置の必要性を強調した。会議によると、すでに国道側には右折信号が設置されたが、他の方向においては依然として未設置で、これが交通安全に影響を与えているとのことである。
また、安里周作議員は、勢高2号線の開通に伴い、周辺環境について質問を行った。地域活性化や今後計画される公共施設の整備について問うた。さらに、外間勝嘉議員が農業研修生の住宅支援についてや、その重要性についても言及。これは、地域の農業産業を維持・強化するための必要な支援策である。
吉山盛次郎議員は、景観条例に基づく取組を紹介し、公共施設の利用に関するルールに疑問を呈した。特定の団体が占有することに対して、村民の利用権が軽視されているのではないかとの懸念を示した。これは、村民にとって重要な議論であり、地域社会にとっての公共の利益をどう扱うかが焦点である。
村長の長浜善巳氏は、議会の意見を大切にし、教育・福祉の充実や地域活性化を含む施策を進めていく考えを示した。一方、株式会社まえだの件については、商工観光課長が進捗報告を行い、新たな協議体制が整っていることを説明した。
この定例会は、地域の将来についての様々な意見が交わされ、村民の生活向上に向けた協議が行われた。今後、実現に向けた具体策や、その進捗状況が注視され、村民との協力が不可欠となる。