令和元年第6回恩納村議会定例会が、9月18日、恩納村議会議場で開催された。
議長の又吉薫氏は、開議にあたり「本日の会議を開きます」と宣言した。
今回の会議では、重要な議案がいくつか審議された。特に、「恩納村万座毛周辺活性化施設の指定管理者の指定について」は、多くの意見が寄せられた。
委員長の大城堅三氏は、委員会報告で「万座毛ゆいまーる会企業組合からの意見を取り入れた」と強調しつつ、「村民が自由に使えるスペースの確保」や「チェック機能の強化」に関する議論が進められたと述べた。
村長の長浜善巳氏は、動議の趣旨を説明し、「村の利益を優先することが重要」と補足した。
また、委員会からは、今後の課題として「指定管理者の運用資金の明確化」や「事業報告書の提出基準の統一」が挙げられた。特に、「運用指針の整備」により、適切な運営が目指されると説明された。
そして、他の重要な議案、恩納村税条例等の改正も承認された。委員長の外間勝嘉氏は、「地方税法の改正に伴い村民税の申告が簡素化される」と述べ、消費増税に対する措置も検討された。具体的には、環境性能割が減税される方針が示された。
採決の結果、全ての議案は賛成多数で可決され、「恩納村サンゴのむらづくり応援基金条例」も新たに制定されることとなった。これは、サンゴ保護活動の推進と自然環境の保全を目的とするものである。最終的に、この定例会は長浜村長の総括により終了した。