令和5年第5回西原町議会臨時会では、工事請負契約に関する重要な議案が可決された。
本議会は8月9日に開催され、議長の大城純孝氏が会議の進行を務めた。最初に行われたのは議録署名議員の指名であり、17番の仲松勤議員と18番の前里光信議員が指名された。続いて、会期は本日1日限りであることが全議員の異議なく決定された。
議案第37号、すなわち西原町立西原東中学校のZEB化改修工事に関する工事請負契約締結の議題では、副町長の小橋川健次氏が提案理由を説明した。この工事は、省エネルギー性能を高めるため及び二酸化炭素排出抑制対策として推進されるもので、契約額は約3億4,373万円にのぼる。包括的な計画には空調設備、換気設備、照明設備、太陽光導入設備などが含まれる。
質疑では、前里光信議員が随意契約の理由について質問を行い、副町長はプロポーザル方式を採用したのは高度な技術が必要であったためと説明した。また、町内企業の参加に対しての質問もあり、町内業者からの応募はなかったと回答した。
新田宗信議員の質問に対して、副町長は町の自己負担額は1億5,058万7,344円であることを示した。瑕疵担保期間については教育総務課長が1年と説明する一方、重大な過失があれば10年の対応が可能であるとも述べた。