令和6年第4回西原町議会定例会が6月12日に開会し、議長の大城純孝氏が議事を進行した。出席した議員は、地域の課題についてさまざまな質問を行った。
今回の会議では、主に一般質問が行われ、屋比久満議員が多岐にわたる質問を通じて、町長の崎原盛秀氏や各部長たちから答弁を引き出した。屋比久議員は特に、給食費の無償化について具体的な見解を求めた。町長は、給食費無償化は子育て世代にとって重要な施策とし、まずは県や国の動向を注視し、町としても積極的に協議していく考えを示した。
さらに、屋比久議員は二期目の町政における予定されている政策についても触れ、特に「トップセールス」の姿勢を維持する重要性を強調した。町長は、過去の成果や地域の発展に向けた施策を続けていく意向であることを述べた。また、ごみ処理施設の候補地に関する質問も挙がり、行政側からは具体的な予定地や着工時期が回答された。
議会の後半では、建設や教育、福祉などの分野に関する様々な議題も取り上げられた。特に環境問題に関連して、地域内の水質汚染について言及があり、危機感をもって監視していく必要性が訴えられた。
議会の全体を通じて、町の未来に向けた様々な施策が協議され、地域の発展を目指す熱意が感じられた。議長は最後に、各議員の意見を尊重し、引き続き住民のために尽力するよう再度呼びかけた。