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西原町臨時会で国保税条例改正と体育館工事を承認

西原町議会臨時会が開催され、国民健康保険税条例の改正や体育館の屋根工事が承認された。
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令和6年第3回西原町議会臨時会が5月24日に開催され、多くの重要案件が審議された。この会議では、特に国民健康保険税条例の改正と西原南小学校体育館の屋根工事についての議論が目立った。

国民健康保険税の改正では、健康保険課長の熊本久美子氏が詳細に報告を行った。具体的には、後期高齢者支援金等の課税限度額を引き上げることが決定された。課税限度額は22万円から24万円に上昇し、実際の影響を受ける世帯数は62世帯にのぼる見込みだ。これにより、各世帯における国保税額が2万円の範囲内で増加することになる。

また、軽減措置の変更もなされ、5割軽減対象世帯が716世帯から730世帯に増加し、2割軽減国保税を受ける世帯は507世帯から503世帯に減少する見込みだ。この調整に関して、熊本氏は「適用を受ける世帯の状況を見極め、柔軟に対応していく必要がある」とのコメントを発表した。

小学校体育館の屋根工事については、工事請負契約の締結が議題にされ、契約額は6105万円とされた。この工事では、既存屋根の上に断熱材を敷き、さらにアルミ材でカバーする方式が採用されることにより、コストの削減が期待される。副町長の小橋川健次氏は「この工法により、体育館の使用を継続しながら工事を進めることができる」とし、利便性の向上を図る意向を示した。

さらに、令和6年度の国民健康保険特別会計補正予算についても審議が行われた。歳入歳出はそれぞれ3億9686万8千円の追加を求めており、総額は46億798万5千円に改定される見込みだ。この補正は、前年年度の不足を繰り上げ充用する形で実施される。

議会では今回の改正に対し多くの支持が集まり、すべての議案が承認された。本議会においては特に、住民福祉を重視した政策が一層強化される方向で進められており、今後の施策への期待が高まっている。

議会開催日
議会名令和6年第3回西原町議会臨時会
議事録
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