令和4年9月定例会(第8回)が10月12日に開催され、さまざまな議題が議論された。
この会議では一般質問の時間が設けられ、議員たちが各々のテーマについて町長や関係者に質問を行った。
特に新型コロナワクチン接種に関する質問が多く寄せられた。喜納昌盛議員は、現在の接種状況と今後の対応について質問を行ったところ、福祉部長の外間哲巳氏が10月3日時点のワクチン接種率を示し、1・2回目の接種率が75.0%、3回目が53.0%、4回目が19.8%であることを述べた。ワクチン接種の増加が求められる中、町民への積極的な情報提供が重要だとの考えが強調された。
一方で「西原さわふじマルシェ」についても報告が行われ、建設部長の小橋川生三氏は、過年度事業報告を基に今後の改善方針について説明した。また、達成できなかった目標などの課題も明らかにされ、今後の対策が求められている。
さらに、発達支援児保育事業についても議論が交わされ、町内の認可保育園における特別支援教育の充実の必要性が力強く訴えられた。町長は「発達支援保育の実施に向け財政支援を拡充していく」ことを示唆し、さまざまな支援体制の充実に取り組む意向を表明した。
また、「西原まつり」の開催計画について、各議員からの質問があり企画の見直しが求められた。教育部長の新垣和則氏は、子供たちの文化活動が重要であることを強調し、地域の伝統文化を継承するための取り組みを述べた。さらに、世界のニシハランチュ大会に向けての準備も進んでいると報告され、外部からの参加者数なども述べられた。
今回の定例会では、教育関連の改善と地域活性化を目的としたさまざまな施策が確認され、今後の取り組みへの期待が高まる場となった。町の発展に向けて、各議員がしっかりとした責任を持ち、町民の声を聞き入れながら進むべき方向性を見出す重要性が改めて確認される結果となった。